皆さんこんにちは。設計工務部の坂口です。
以前、私の家でりんごを作っているお話と、
花摘みのお話をしましたので
今回は、摘果についてお話しします。
摘果とは、りんごは通常1つの株から5~6つの花が咲いて、幼果ができます。
それぞれの幼果が、樹の貯蔵養分を取り合うため
全ての幼果が大きくなることができません。
そこで、幼果が大きく成長するように花摘みをするのですが、
花摘みから漏れてしまった(見落としてしまった)花に、
かわいい幼果が付いています。
真ん中の大きな「中心果」を残して
周りの幼果を摘み取る「一つ成り摘果」の作業を行うことを言います。
さらに一つ成り摘果後も、
3~5頂芽にりんご1にするため、
茎が太くて長く、果形が良い果実を残し、
余分に付いている幼果を取り除く作業を
「仕上げ摘果」と言います。
最終的に仕上げ摘果で選抜された、
りんごだけが大きく育てられていきます。
(りんごの世界も厳しい…)
この作業が終わると、
今度は「袋かけ」という作業になります。
こちらについては、またお話しします!